ボクシングと映画の日々 -2ページ目

ナショナルトレジャー(ネタバレ)

アドベンチャーの大作です
宣伝に偽りなしの 宝探し映画

しかし
(私が)若かりし頃見た「インディ・ジョーンズ」のわくわく感が
感じられない
久々に 歳をとったのかなと実感しました

アドベンチャー映画の定石通り
主人公は 自分の信念から 周りの障害にも負けず
一つ一つ謎を解き明かし 始めは半信半疑だった人々を
巻き込み真実に近づいて行く

謎を解く鍵が 「独立宣言書」にあるなんて結構凝った話だなと
思ったのですが どうしてそうなのかがちょっとわかりにくかったです
字幕と つたないヒアリングだけでは 細かい話についていけず
もしかしたら吹き替え版の方がわかり易いのかもしれません

アドベンチャーといいつつも 
アクションシーンはほとんどありません 
ディズニーの狙いかどうかわかりませんが 人もほとんど死にません
それが物足りないというと 不謹慎ですが
財宝をめぐる人間のエゴ(とくに敵役)がもっとあればいいのにと
思いました

最後の財宝も 「おお これか!」という感激もないまま
「よくやったね」だけの感想でした
ちょっと期待しすぎたのかもしれませんが

ニコラス・ケイジは 以外に日本で受けてないようですが
今回もいい人すぎて ピンときませんでした
機転の利く冒険家よりも 人間的に悩む役のほうが
私は観たかったです

私見で申し訳ないのですが 私は ダイアン・クルーガーが
結構気に入ってます
「トロイ」は正直がっかりしてたのですが
今回はなかなかいいです
(私の周りには)誰もみていないB級映画の「ミシェル・ヴァイヨン」を
何かのついでの時にでも見てみて下さい
話的には笑えますが ちょっとかっこいいダイアン・クルーガーを
見ることができます
ちなみにフランス映画ですので
「ディアーヌ・クルージュ」という名前になってます

ちょっとおじさんには欲求不満のアドベンチャーでしたが
若い人には評判がいいかもしれません

今回もあまりうまく書けていませんね
なかなか 自分の想いを伝えるのは難しいです

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ロングエンゲージメント(ネタバレなし)

日曜のレイトショーでした
すいていました 女性一人 男性一人の人が
多かったです

観たほうがいい人

○ 戦争シーンに抵抗感がない人
   (「コールドマウンテン」なみにあります)
○ 変わったフランス映画が見たい人
   (とはいっても ベッソン監督ほどではありません)
○ めまぐるしく展開するサスペンスが好きな人
   (2時間ドラマとかがおもしろければなおいいです)
○ 人の名前と顔を覚えるのが得意な人
   (フランス人の名前ですが)
○ フランスの田舎の映像が楽しみたい人
   (文句なく美しいです 住みたくなるかも)

観ないほうがいい人

● リアルな戦争シーンが苦手な人
   (いきなり最初からきます)
● 純粋な恋愛映画が見たい人
   (期待すると 裏切られます)
● 人の名前と顔を覚えるのが苦手な人
   (この映画の肝ですので)
● 移動の時間と距離にこだわる人
   (どこから どこへ行っているのかわかりません)
● そもそも フランス映画が嫌いな人
   (フランス映画っぽくありませんが)

なにを書いてもネタにふれそうなので このへんで
カップル向けではないかもしれません 
一度みただけでは わからないかもしれません
蛇足ですが 私は「アメリ」を観ていません

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ロングエンゲージメント(ネタバレ)

最初に 私は「アメリ」を見ていません
よって比較しようがないので ご勘弁を

恋愛映画だと思っていました
ざっと 広告などをみても 戦争に行った恋人を探す
ということで 「コールドマウンテン」のような話だろうと
勝手に思い込んでました

しかし びっくりしました
ジャンルがよくわかりません
もちろん 恋愛映画の要素たっぷりです
でも冒頭は 戦争の悲惨さを描いた反戦映画ののりです
はたまた 謎解き満載の展開はサスペンスです

宣伝では 「恋愛ミステリー」みたいなことを謳ってましたが
確かにそうと言うしかないかも

戦争シーンはリアルです 最近の戦争映画のシーンは眼を
そむけたくなるものが多いですが これも例外ではありません
しかし この冒頭の戦争シーンをしっかり見ておかないと
話がまったくわからなくなります
 
ネタバレといいつつ サスペンス色が強いので今回は
あんまり触れないようにしますが
人の名前と顔はしっかり覚えましょう
誰が何をした人かわからないとついていけません

映像はすばらしくきれいでした
1920年代のフランスなんて ピンとこなかったのですが
庶民生活から 田舎の風景 海 空などフランスが楽しめます
戦争シーンとの対比もいい感じです

とっても中途半端でいやなのですが このへんにしておきます
あと有名なハリウッド女優が カメオではなく重要なところで
出てきます フランス語とっても上手で(たぶん)びっくりしました

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あずみ2(ネタバレなし)

封切当日のレイトショーでした
意外に入っていました 
上戸彩ファンでしょうか 男性二人組みもいました

観たほうがいい人

○ 上戸彩ファンの人
   (前回より 表情は豊かです かわいいと思います)
○ 小栗旬ファンの人
   (前回より 出番は多いです かっこいいところもあります)
○ 「ガメラ」以前からの金子監督のファンの人
   (●●のうまくない女性の扱いには慣れているみたいです)
○ 前回みて面白いと思った人
   (話はつながっているので楽しめます)
○ 忍者映画が好きな人
   (目新しいものはありませんが 忍者がいっぱいです)
○ 栗山千明のファンの人
   (●を●●●のは はまり役です)
○ 前田愛のファンの人
   (カメオに近いですので 注意して探しましょう) 

観ないほうがいい人

● 上戸彩の演技に期待してない人
    (もう少しかかりそうです)
● 血が吹き出るチャンバラが嫌いな人
    (キルビルほどではありませんが 血まみれです)
● 原作「あずみ」の熱狂的ファンの人
    (原作とは思えないかも) 
● 「ガメラ」の金子監督を期待している人
    (要素はありますが 別物です)
● 忍者や戦国末期の時代考証に詳しい人
    (映画ですから) 
● オダギリジョーのファンの人
    (ありそうですが 出てきません)

もしかすると 早めに終わってしまうかもしれません
気になっている方は 早めに映画館へ

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あずみ2(ネタバレ)

前回 北村龍平監督を使い
新感覚「JIDAIGEKI」とした作品の
続編です

監督が金子修介監督に変わりました
知っている人もたくさんいると思いますが
「ゴジラ」は 金子 北村の順番でした

前回は チャンバラが得意な北村監督の「北村ワールド」が
楽しめましたが 今回は女性主人公(しかもアイドル)の映画を
たくさん撮っている金子監督の「上戸ワールド」が楽しめます

上戸彩の演技については ここではどうこういうことはしません
ただ 撮り手として何をカバーするべきかが 金子監督はわかっている
ような気がします

話としては前回に続いているので 2から見る人にはつらいかも
しれませんが ようは刺客として任務をまっとうすることに 疑問を
感じてしまうあずみの心の葛藤がベースです
でも それを言ってしまうと原作の作品性に負けてしまうので
それ以外にふんだんに 遊びが入っています

殺陣は正直 忍者映画になってしまってました
でも 私はそれはそれでもいいかなと思いました
どうしても 前回と比べてしまうので アクションについては
物足りなくもありますが 使う武器や敵のキャラとしては
いろいろでてきます もっとでてきてもいいかなとも思ったのですが

出演者も意外に豪華でした 小栗旬も あっという間にいなくなった
前回と比べて 今回はちゃんとでて見せ場もあります
栗山千明もはまり役でした
ただ 「上戸ワールド」ということで みんな出番が短いです
前田愛なんて みんなわかったのかなと心配しました
よくみると「ガメラ」つながりや「バトルロワイヤル」つながりみたいに
楽しめるかも知れません

上戸彩ファンの人にはかなり楽しめると思います
しびれ薬が効いて もうろうとした中もだえてるのは たぶんTVでは見られ
ません 演技については デビルマンを見た人には許せる範囲だと思います

なんか結構楽しめた映画だったのに 辛口の解説になってしまいました

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映画ファンといいながら

本日(金曜)は 残業があったため ジムにいけませんでした

明日 「あずみ2」を見に行く予定にしているので
「あずみ」を見直してみました
上戸彩の演技はさておき 北村龍平節にしびれました
とはいっても 心酔しているわけではありません
あんな大胆な演出をする人はあんまりいません

みたことのない脱実戦的な殺陣
人の眼の動きを無視したカメラ割り
びっくりするほど狂気な悪役

これが私の北村龍平論なのですが 普通のまじめな映画ファンには
評判が悪いようです。 私も映画の完成度としてはどうかなと思いますが

 
超一級B級映画

として楽しめました 

「ゴジラファイナルウォーズ」
「スカイハイ」も同じです

ちょっと 他の人とは違う感覚らしいのですが
観ながら一人で突っ込むのも楽しいです

みなさんは つまらないといわれる映画を 
「もしかして自分だけ?」面白いと思ったことはありませんか?

たった今帰って来ました

今日(木曜日)は送別会でした
よって すべてお休みです
コメントにお返事できなくてすみません

今週末の映画は「あずみ2」と「ロングエンゲージメント」の
予定です

サイドウェイ(ネタバレなし)

水曜日の午後の回でした
レディースディのためか 女性が多かったです
思ったよりも 混んでいました

観たほうがいい人

○ カリフォルニアワインにはちょっとうるさいという人
   (かなりオタクな話がでてきます)
○ ワインはやっぱり恋の小道具だよという人
   (誰もが成功するかわかりませんが 一つの方法がわかります)
○ いつも チャンスを逃がしてしまっている人
    (何かに 臆病になって逃げていませんか?)
○ プレーボーイ(ガール)でやりたい放題の人
    (何か失っていませんか?)

観ないほうがいい人

● 酒も飲まないし ワインなんか飲みたくもない人
     (残念です 他に楽しいことを探しましょう)
● カリフォルニアワインが嫌いな人
     (私にはわからないのですが)
● うじうじした中年男性が嫌いな人
     (ずっと うじうじしてます)
● 出会ってすぐ恋に落ちる映画が理解しにくい人
     (他の映画でもよくありますね)
● 下品な映画に敏感な人
      (R-15ですから)
● 飲酒運転が絶対に許せない人
      (満載です)

若い人には向かない映画かもしれません
逆に 何かに行き詰っている中年の方には
ヒントがあるかもしれません  

サイドウェイ(ネタバレ)

離婚して2年もたつのに未だにふっ切れてない ワインオタクで
小説家志望の学校教師と プレイボーイを気取りって独身を満喫していたが とうとう結婚することになった 落ち目の俳優 
二人の中年男性が 結婚式前の1週間を 記念旅行としてワイン巡りをする。


 なんですが 
ワインの薀蓄満載で ワインを人生に例えたり
途中で知り合った女性に 励まされながら 自分を振り返り 
元気になってゆく 中年男性の物語
ではありません
そう思って見に行ったので びっくりしました。 

残念ながら 二人に共感をするところが全くなく 不可解な行動にちょっと
戸惑いすら感じてしまいました。

それでも途中までは 中年の男女の大人のエピソードとしては
話がワインと絡まってて 同じ趣味がある男と女はいいものだなと
思いました。
後半バタバタと話がするなかで そうなるのはわかっているだろうという
展開がひねりもなく進んだのが 大変残念でした。

私は酒は飲みますが ワインは詳しくありません。
でもあんなに おいしそうにワインを飲まれると 
ちょっと凝ってみようなかなと思いました。
あと 音楽もなかなか楽しめます
こんな中でお酒がのめたら楽しいでしょう。

ついですが 法律の違いとはいえ
飲酒運転し放題です
日本人としてはここに違和感がある人もいるでしょう

火曜日も疲れた

仕事でいつもより早く起きたため
午前中から眠かったのですが
その体調を引きずったまま ジムへ

明日は休みだし 今日はみっちりとやろうと思ったのですが
ぼうっとする感じで以外に乗れませんでした

こんなときは 早くあがるに限るということで
昨日に引き続き軽めにしました

ところが 家に帰る電車の中で だんだん目がさえ
すっかり通常モードへ これならもっとできたなと少し後悔しました
でも 体調なんてそんなものです

明日は休みですが なんだかんだ雑用をこなし
午後から「サイドウェイ」を観てきます
そのままジムにいくかな もしくはゆっくりするか

昨日の日記でジムは土日休みと書いてしまいましたが
土曜日はやっています でも19時で終わってしまうので
仕事が終わってからだといけません よって 飲み会か映画にいくことに
しています

それではこのへんで