アビエイター(ネタバレ) | ボクシングと映画の日々

アビエイター(ネタバレ)

大作ですから たぶんみなさんいろんな感想を
ブログで書かれると思います
ディカプリオ スコセッシ監督についてや
アカデミー賞うんぬん 話題は豊富ですから

みんなと同じ事を書いてもつまらないので
ちょっと違うことを


みなさんは 巨万の富を手に入れたら
何に使いますか?
もちろん 年齢や家族構成などの事情で
いろいろあると思いますが

「仕事をやめて 遊んで暮らす」
「欲しいものを 欲しいだけ手に入れる」
「日本経済を動かせる程の力を持つ」
穏やかな人は 自分と自分の周りが幸せであればいいと思い
野望がある人は 権力を手に入れようとする
こんなところではないでしょうか?

お金もちの悲哀は 金さえあればと思い
すべてを金で解決しようとすることで 人間関係に悩み
金では買えないものがあるということに気がつくといった
物語にされますが

「アビエイター」は違います
主人公のディカプリオ演じるハワード・ヒューズは
夢のためだけに お金を使います その夢とは

「世界一の映画を作ること」
「世界一の飛行機を作ること」
「世界一のお金持ちになること」

一見ただの 物欲 征服欲のように見えますが
ハワードの夢は上限がありません 達成感がないのです
次から次へと 目標値を上げていくハワードに周りの人も
まるで取り付かれたようについていきます

さあ 果たしてみなさんは どこまで自分の夢にお金をだせますか?
私も含めて 「そこそこ」のラインを見つけ出し あとは
平穏安泰にすごしたいと思うのが普通なのではないでしょうか?
(思いついた例外は 科学者とか発明家ぐらいですが)

映画になるくらいですので 挫折や人間的弱さもあります
国をバックに持つライバル社(今やつぶれてしまったパンナムです)は
新興のハワード率いるTWAを邪魔します
ハワード本人も強迫性障害(注 これは病名です)に悩まされ
自分を見失うことがあります(恐怖の演技はディカプリオ向きです)

ライバル社にはめられ 自分の病気からどん底まで落ちたハワードは
とどめをさされに 上院の聴聞会にひっぱりだされます
ここで ハワードの取った行動は!

開き直り!!

自分の夢のためだけにやってきたことを
あなたたちのように 権力の下で搾取をしている人に
どうのこうの言われる筋合いはない

解釈が違ったらごめんなさい でも私はそう受け取りました

ハワード・ヒューズは実在した人物で 伝記的要素の多い
映画らしいのですが 私は詳しくは知りません
話題の映画でしたから あえて知ろうともしませんでした

他の見所は やはり飛行機のシーンでしょう
迫力もあり 優雅さもあります
女性も出てきますが ハワードにどう影響したか
少し物足りない印象でした

こんなところです もしかしたら 少し書き足すかもしれません

ついでですが 女性の方々はこの映画つまらないんじゃないかと
思っております

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